先日ご紹介した「さすけねぇ!! 復興支援利き酒・即売会」
過去に浅草でも開催し下町を中心にして、復興支援で一番難しい継続した活動を続けている「目に見える支援プロジェクト」です。
収益の100%が福島県浪江町から避難されている仮設住宅の方々への活動費として使われるイベントですが、来年3月で仮設住宅が閉まる予定とのことで一区切り、今回は上野で15回目を開催し最終回となります。
せっかくの機会なので参加してみました。
会場は有名な洋食店「黒船亭」が入るビルの最上階。
ゴールドのチケットを購入し、パンフレットとドリンクチケットを入手
さらに付いてくる「おつまみBOX」がとても美味しいのでビックリ! 乾き物かなと思っていたので嬉しい誤算です。
一時は席が足りなくなるぐらいに盛況の会場には日本酒を中心として様々なお酒があります。
まずは「福島 みちのく路ビール」から
うまい! ごくごく飲めちゃいます
日本酒は種類が圧巻です。
「会津中将(あいづちゅうじょう) 特別純米 ひやおろし」
数々の受賞歴がある酒蔵さんのお酒だけに完成度の高いお酒です
さらに発泡のタイプも
「自然郷 セブンプラス」
飲みやすくて女性が好きそうな味ですね!
「あぶくま 純米吟醸生詰 ひやおろし」
スッキリ辛口で美味しいですね!
ところで「ひやおろし」とは?
冬〜春に作られた新酒を夏に貯蔵し、秋〜冬に出荷したものを意味するそうで、冷える時期に出すから「冷卸し」
しかも、新酒のあらさが消えほどよく熟成し、気温が低くなる時期ということで加熱せず生で瓶詰めされる季節限定酒なんですよ!
さらに、有名な洋食店「黒船亭」の協力で、ミニサイズのハヤシライスが400円で食べれたり
福島の有名店「味乃桃の井」の特許取得の焼きおにぎりも購入可能でした。
そうして気付けば・・結構飲んじゃった・・。
最後に、福島で昭和40年創業の和食料理店「味乃桃の井」の桃井さんからご挨拶がありました。
その話の中で、福島の浪江町では震災から7年半経った今月に、ようやく帰還困難地域解除に向けての整備を始めると発表があったそうです。
しかも、これから除染を初めて6年後の解除を目指すという先の長さなんです。
そう、実は今でも福島の復興はスタートラインにも立っていないという現実・・・。
我々が普段生活する中で、ちょっとでもそのような現実を思い出し、少しずつでも出来ることをすれば、6年後の景色が違うかもしれません。
早速、私も当日のイベントの売店で、福島の日本酒を購入し家に連れて帰りました。
「さすけねぇ!! 復興支援利き酒・即売会」は最終回となりますが、これからも助け合っていきましょう。 みんなの日本ですから!