浅草観音裏の柳通り。 花街風情が残る一画にある地元の人が通う蕎麦屋。
創業が1951年(昭和26年)という事は、吉田茂が総理大臣で、日本初の民放ラジオ局が出来たり、サンフランシスコ講和条約が調印された年である。
浅草で歴史があると「割高」な店が多いのだが、ここは丁度良い価格帯で大変重宝します。
寒くなってくると、この店の冬限定「かき南そば」がどうしても食べたくなります。
レンゲに収まらない位に大きくて、ふっくらした新鮮な牡蠣を使い、つゆにとろみがあり、とても旨くて温まります。
生牡蠣が一番の食し方だと思っていましたが、これを初めて食べたときは衝撃でした。
また、このお店は季節の蕎麦が素晴らしくて
春 蛤そば
夏 鳥そうめん
秋 松茸そば
冬 かき南そば
と楽しめて、どれも絶品なんです。
飲みに使っても、食事で行っても満足させてくれます。
旬の素晴らしさを知り尽くした、四季がある蕎麦屋です。
弁天
東京都台東区浅草3-21-8
03-3874-4082
月〜土 11:30〜21:30
日・祝 11:30〜21:00
定休日 水曜日
※営業時間等は変更になる場合があります。