2016年5月28日(土)〜29(日)に千束稲荷神社で例大祭が行われました
かつてこの周辺には五千円札でもお馴染みの「樋口一葉」が住んでいた為、名作「たけくらべ」の中にも千束稲荷神社は登場したりします
そんな縁から境内に「樋口一葉」の像があります
看板でも全面アピール!
今年は陰祭りなので、本社神輿は出ませんが境内で見ることが出来ました
江戸初期の創建と伝わる千束稲荷神社。 お稲荷さんですからやはり狐がいるわけです
そして狐といえば、こちらに程近い「吉原狐社中(よしわらきつねしゃちゅう)」 彼らによる「狐神楽」が境内で奉納されました
まずは、ボスである「吉原狐太夫 百合之介(よしわらきつねだゆう ゆりのすけ)」による挨拶と舞
そして、和ロックバンド「白虎」で尺八を担当する、凍弥(とうや)さんによる尺八の演奏がありました
そのあとに、狐神楽「頑童鍛冶(がんどうかぬち)」が奉納
左:鏡衛門(きょうえもん) 右:頑九郎(がんくろう) を中心に話は進み
夕吉(ゆうきち)のチョンボで話は大きく動きます
照千代(てるちよ)という新キャラも登場
この照千代の活躍があり話はエンディングへ向かいます。 ユーモアもある面白い話でした
カラフルな「おひねり」も舞います
この吉原狐社中は、江戸時代に吉原で見られたが途絶した「吉原の狐舞ひ」の保存と復活のために2009年から活動している団体
残された浮世絵などの資料を基に「吉原の狐舞ひ」を復活させ、有志により活動が続けられています
浅草周辺でも頻繁に活躍
吉原神社例大祭
江戸吉原 節分お化け祭り
日本での活動が認められ、海外からも注目されるようになった事で、今年アメリカのワシントンD.C.での出演を果たしました
さらに7月にはフランスで開催の日本文化の祭典『JapanExpo』に出演が決定しています
しかしまだ活動費等のサポートが必要な状況とのこと。 将来有望な彼らを応援したい方はこちらで支援してあげてください
支援サイト「キャンプファイヤー」吉原狐社中のページ
これからの活躍にも目が離せない「吉原狐社中」 ぜひ注目しましょう!