浅草寺内にほとんど原型を残さない 珍しい「お地蔵さん」があった!!

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今日は初地蔵。
毎月24日は「お地蔵さん」といわれている「地蔵菩薩」の縁日であり、一年で最初の縁日を「初地蔵」といいます。

 

 

 
せっかくなので浅草寺にある珍しいお地蔵さんを紹介します。

 

 

 
浅草寺の北西エリア「花やしき通り」の手間あたりに、赤いのぼりがたくさん立っているのが目印の「銭塚地蔵堂(ぜにづかじぞうどう)」があります。

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昔、質素な生活を送る一家の妻が「寛永通宝」のいっぱい入った小壺を庭先で掘りあてます。 しかし「これに頼っては働かずに逆に家は滅びる」と考え埋め戻した。 この心掛けで一家は繁栄したのでその壷の上に地蔵尊を祀ったそうです。 これが現在、西宮市に残る「銭塚地蔵尊」です。
その地蔵尊の御分霊が祀られているのが浅草寺の「銭塚地蔵堂」で、商売繁盛のご利益があるといわれています。

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写真では死角で見えませんが、中をよく見れば四角い石塔の上に、1つの身体に6つもの頭を持つをいわれるお地蔵様「六地蔵尊」があります。

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本家と同じように、この石仏六地蔵尊の置かれている塔の下に「寛永通宝」が埋められているんだとか。 気になりますね〜。

 

 

 
参拝者は塩とお線香、お灯明のローソクを分けてもらってお供えします。 特に塩をあげることから「塩なめ地蔵」の名もあります。 塩でお地蔵さまの御身を清めるのだといわれています。

 

 

 
実は珍しい「お地蔵さん」は、さらにその横にあり「カンカン地蔵」といいます。

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右の仏像じゃないですよ!! 実は左側にある「白い塊」こそが「カンカン地蔵」です!!

 

 

 

 

現在はほとんど原型を残していないのですが・・

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元は「大日如来像」の姿であったと伝わっています。
参考画像(ここの以前の姿ではありません)

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像を削った石の粉を持ち帰るとお金に困らなくなるというご利益が広まったためこのようなお姿に。。

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現在は削ることが禁止されてるので叩くだけとなります。

 

 

 
手前に添えてある石(2個ある黒いの)で軽くたたくと「カンカン」と音がすることから「カンカン地蔵」と呼ばれています。

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人の欲って凄いですね・・・。


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