浅草スマートニュースにたびたび登場する「麺屋 紅(くれない)」
場所は悪くて、浅草から10分以上、入谷からも10分程度という秘境にありながら、食べログで「3.5」を超える高得点を続ける名店です。
この店には、月に一回しか食べられない幻のラーメンがあるのですが、当サイトでそれをお伝えしたのが2015年10月24日。
当時の記事「月に1回しか食べれない幻のラーメンが浅草の奥地に! 麺屋 紅」
※進化を遂げているので現在は当時のものと若干異なります。
そして、ついにマスコミにもこの幻のラーメンが発見されて放送されました。
その番組は、日本テレビ系列で夕方に放送されている情報番組「news every.」
その日の特集「その日に当たればラッキー 超こだわり限定グルメ」にて取り上げられたのです。
まずはマスターの経歴から
イタリアンシェフを長くやっていたマスターは、好きだったラーメンにイタリアンの経験を生かして究極の味を追求していると紹介。
看板メニューとして「トマトらーめん 紅」が。 希少部位「鶏のせせり」を3本も使っていることもちゃんと説明。
酸味が少なく肉厚なイタリアントマトを、鶏系スープと和風ダシに合わせることで風味と旨みが出るのだそう。
さらに仕上げに入れている「バジル・アンチョビ・ニンニクなど」を使った香味油で風味をプラス。
普段から旨いコトは分かっていても、ここまで手が込んでいるとは恐れ入りました。
そして、もったいぶるように「月に一回だけのラーメン」の紹介予告をしてCMへ。 引っ張りますねー。
CMが明け、マスターの「月に1回しか作りません」のセリフとともに
毎月最終月曜日限定の「あご出しラーメン 醤油」が登場!
スープは「あごダシ×鶏系」のWスープ、その鶏系スープも「鴨×軍鶏」のダブル!
軍鶏(しゃも)や、香りを最大限に引き出すために炙ってから入れる鴨を加え最高のスープに仕上げているそうです。
さらにさらに「あご(トビウオ)」の紹介。 通常でも煮干しの3〜4倍はする高級品。
さらに最近はブームになりここ三年で、それがさらに4倍となっていると紹介。 確かにマスターがよく嘆いていましたよ(笑)
一晩水出しした昆布ダシの中にたっぷり入れ、とろ火でさらに煮込むことで、あごのダシが完成。
先ほどの鶏系スープと合わせることで「軍鶏×鴨×あご」のスープがやっと完成。 気が遠くなる手間が込められていたんですね。
特製しょうゆダレ、鶏油(チーユ)と合わせ、さらにマスター特注の細麺を加えてやっとの事でラーメンが完成していたんです。
以前にも「ファン感謝デー」としてやっているから、この日ばかりは採算度外視と言っていたマスターの言葉を思い出します。
こりゃ確かに毎日やっていたら大変だわ・・。
今月は1月30日(月)に「あご出しラーメン」が食べられますよ!
麺屋 紅(くれない)
東京都台東区千束1-15-8
電話非公開
月〜土:11:30~14:00 / 18:00~24:00
祝:11:30~14:00 / 18:00~22:00
日曜定休