三社祭を今週末に控える浅草。 祭り気分を盛り上げるグッズも欲しくなりますね!
そんな時、縁起物でさらに自分の名前を入れた世界にひとつの「木札」なんていかがでしょうか
でも、なぜ「木札」が縁起物なのか? それは江戸時代にルーツがあります
町火消しが活躍した江戸時代。 火事を消した場所に、印として「組名」を入れた札を掲げていたそう
これが木札の原点「消し札」です
そこから災難から守ってくれる縁起物として用いられるようになり、今では様々なアレンジで江戸文化を感じることが出来るんです
そんな「木札」を作ろうと、浅草のひさご通り商店街にある木札屋さん「工房文字細工」に行ってきました
店内には様々なサンプルが並んでいます
象牙もあったり
ピアスも!
巾着も扱っていたりします
実はこのお店「三社祭」期間限定で、スゴい技術の木札が手に入るんです
それが「透し彫り」という彫り方。 編集長の名前で特別に作ってもらいました
ジャーン! 三社祭という文字の上に、差し札といわれるやり方で名前が入っています
これ、置かずに見るとスゴさが分かります。 木なのにギリギリでつながり、しかも「三社祭」と読めるって!
そもそも「三」なんて、元々繋がって無い文字を巧く見せるあたりが職人芸ですね
さらに「名を上げる」という意味があり、とても縁起の良い「浮き文字」木札も制作依頼
フルオリジナルって難しそうなイメージですが、このような用紙にイメージを描いて伝えるだけで、良い感じにアレンジしてくれます
「浅草スマートニュース」って長いし、カタカナなので本当は難しいのですが、頑張って良い感じに仕上げてくれました
文字は浮き上がり、まさに名が上がりそうですね!
裏面には、このお店の「小紋」である「青海波(せいがいは)」が入ることで、ここで手に入れた証となります
ちなみにこの木札の木材は店オススメの「桜」。 木札は大きさや文字などにより価格が変わりますが、大体4000円〜が目安です
しかも混んでなければ、待ち時間も5分〜と早いのも魅力
世界にひとつだけの自分専用災難除け縁起物「木札」 三社祭の期間中に手に入れてみては如何でしょうか
工房文字細工
東京都台東区浅草2-14-11
03-5246-8088
10:30〜19:00
火曜定休