浅草ではよく見かける提灯。 イベントの際に協賛金を出すと名入れした提灯が飾られたりします。
これが夜になると光って結構きれいなんです。
このような協賛の提灯は、提灯屋さんが全体のバランスを見ながら、下書き無しで書き上げる職人芸なのですが、文字を書く際にある工夫が隠されているのをご存知でしょうか?
この写真で分かりませんか?
さらに下から。 ここまでくれば分かるでしょう!
正解は「下から見ることを前提に文字を書く」です。
提灯は高いところに設置されることが多く、見上げた際に協賛してくれた店名などが見やすいよう、配慮されているんです。
雷門の大提灯も、文字が下まで回り込んでいることに改めて気づかされる訳です。