浅草ロック座
浅草の歴史上ハズすことのできない「ストリップ」の殿堂です
現存するストリップでは最大手であり、最も歴史があるところだったりします
しかも全国にあるストリップの中でも「浅草ロック座」は特別な場所で、踊り子さんもこの舞台を目標にしていたりもするいわば聖地なんです
確かに一時期全国のストリップで、本番が舞台で行われていたり、お触りがあったりと「アングラで陰湿」なイメージが残るストリップ業界ですが
浅草ロック座ではそのようなことが一切なく、踊り子や劇場が誇りを持って素晴らしいショーを連日行っているんです
浅草を楽しむのであれば「浅草ロック座」も正しく知りましょう! というわけで取材してきました
浅草六区のエリアにあるロック座。 外観はこんな建物です
ちなみに外にはこのような看板が
建物の左のこの入り口から階段で2階を目指します
階段の途中には舞台に出る綺麗な女性の写真があります
2階に着くとチケット売り場があります
入場料金はこちらの通り
女性がなんと1500円も安い! 実は女性の観客も結構居るんです(その理由は後で分かることに)
チケットを購入して中に入るとあるカウンターでチケットを切ってもらいます(モギリ とも言います)
舞台はこのようになっています。 席は自由席
奥に見えるメインの舞台と、花道を通って円形の先端部分(前盆 とも言います)が特徴的
日本一といわれるステージは、ミラーボールのまばゆい光に包まれ、美しく圧巻の存在感です
場内での携帯・スマホの使用は禁止
盗撮が判明した場合は300万円!
メールなどでも盗撮かどうかの判断が微妙なので場内では出さないようにしましょう
タイムテーブルはこちら
1回 約100分の舞台は大体7つの内容に分けられる(これを「景」と言います)
その「景」ごとに踊り子さんが変わり、舞台の世界観が変わります
それが見事なショーなんです! 女性が見にくるというのもうなずけます
衣装も音楽も照明も踊りもバックダンサーも、すべてしっかりしたストーリーで構成されています
スケベな感じは微塵もなく「とても美しい完成されたショー」という印象です
1人の持ち時間は12分程、この時間内でストーリーや踊りを楽しみ、服を脱ぎ、一糸まとわぬ姿となります
大体奥のメインステージから徐々に円形の先端部分(前盆)に踊り子さんが来てくれます
前盆といわれる部分が回転したりして、アクロバチックなポーズが決まると自然と拍手が起こったりします
約100分のショーと20分の休憩というのを1日5回繰り返しますが、実はずっと居続けても良いんです
ちゃんとロビーには軽食が取れるカフェがあります
なんと「モーニング」まで。 12:00〜13:00までという表記は「昼だろっ!!」と言いたくなりますが(笑)
自販機もあります。 でも「高っ!」
持ち込みはOKとのコトなのでそうしましょう
現在ロック座では「Tick-Tack(チックタック)」という公演を月内開催中
さらに浅草ロック座でしか手に入らない「ROCKZA LIVE BOOK 3』という写真集も絶賛販売中です
(9月末に発売して一回すぐに売切れた人気商品が再入荷だそうです)
筆者も浅草に住み10年以上経ちますが、ロック座を悪く言う地元民に会ったコトがありません
通常「風俗」は街に嫌われることが多いもんです
それはロック座が浅草黄金期を支えた功労者であり、いまもその心を忘れていないからに他ならないのだと思います
地元に愛されるという珍しいストリップで、文化的にも貴重な「浅草ロック座」
一度は足を運んでみませんか?
浅草ロック座
東京都台東区浅草2-10-12 2F
03-3844-0693
12:00(開場)〜22:40
年中無休
18歳以上