浅草寺本堂に「堂上げ」されて、一泊された三社様。 その模様はこちら
早朝に見る本堂には三基の宮神輿が確認出来ます。
実は今朝の開堂から「堂下げ」までの約3時間は、浅草寺本堂内で三基の宮神輿を自由に見て触れる貴重なタイミングです。
ちなみに神輿はご本尊の方を向いて安置されますので、仲見世から本堂を見た場合は神輿の後ろが見えている事になります。
ちょうどその頃の浅草神社。 神輿に「神霊」をうつして浅草寺本堂にいるので実は留守中になります。。
「堂下げ」の為に畳まれた本堂の大提灯。 いよいよです。
「堂下げ」は、角度のある階段を掛け声を掛けながら降りてくる見せ場の一つ
一晩「観音様」とどんな話をしたのでしょうね
降りたら台車にのせられ、浅草寺御用出入りの鳶「新門」により飾り付けをします。
そして三基の宮神輿すべての「堂下げ」が完了。 三基が本堂の前に並びます。
本堂側から見るとこんな感じ
次に本堂前で「神事びんざさら舞」が奉納
このような出で立ちで、手に持った「びんざさら(竹や木の薄片を紐で束ねた楽器)」で音を出しながら舞います。
さらに「庭祭礼」「宮入り渡御」として、行列を組んで宮神輿が「浅草神社」に戻ってきます。
「びんざさら」も並んでいます
この閉じたときに「パシッ!」と何とも言えない音を奏でます
本殿前には「宮司」「僧侶」が並び、仏事・神事を同時に行う日本でも珍しい行事です
いよいよ宮神輿も鳥居をくぐり戻ってきました
境内に三基並べられます
このあと夕方の「庫入れ」まではこのまま安置されるので、じっくり見る事が出来ます。
一之宮
二之宮
三之宮
美しい!
この後、伝法院から仲見世を通り本堂まで「金龍の舞」が奉演
浅草神社の神楽殿では「巫女舞」の奉奏も
現在は5月に行われる「三社祭」も以前は3月18日を中心とした祭りでありました。
その迫力を十分に味わう事の出来る「示現会(じげんえ)」はもっと有名になっても良い行事だと「浅草スマートニュース」は思っています。