現在、浅草六区を代表する建物の一つである日本中央競馬会(JRA)の場外馬券場「ウインズ浅草」と、JRAの事務所や駐輪場などが入る「浅草パークホールビル」の2つが、三井系列の会社から不動産大手のヒューリックにオーナーがかわると発表されて1ヶ月以上過ぎました。
ちなみにウインズの土地は、元々浅草寺の境内で「瓢箪池(ひょうたんいけ)」という池があり、それを埋め立てて浅草寺再建の資金捻出に利用された経緯がある土地だったりします。
5月からヒューリックに権利が移る予定ですが、浅草的には心配事があります。
「当面はJRAに貸し続けるが、東京五輪を見据え商業施設を軸にした再開発を検討する」と発表されている。
つまり、浅草から場外馬券場が無くなるかも知れないのです。
週末は競馬ファンが多く足を運び、周辺の店は競馬中継を流して「競馬居酒屋」「競馬喫茶店」に変身し独特の文化が形成されています。
公布された資料を見れば、ウインズ浅草の建物も築40年を超える建物。
老朽化を考えたら、どこかで再開発は避けられないでしょうね・・。
ギャンブル施設だけに賛否あると思いますが、場外馬券場の無い浅草ってイメージ出来ないんです。
確かにマナーの悪いオッチャンも多いけど、そんな人間臭さも浅草らしい一面だと僕は思っています。