隅田公園は珍しい公園で、台東区側と、墨田区側とが存在します。
墨田区側の「隅田公園」に鎮座する「牛嶋神社」で「牛嶋神社大祭」が、9月15日(金)〜17日(日)の三日間行われています。
特に今年は5年に一度の大祭(本祭り)の年にあたり、9月15日(金)と16日(土)は本物の黒牛が、鳳輦(ほうれん)と呼ばれる車を引き町内を練り歩き、それを中心とした行列(神幸祭行列)が行われました。
先導役の猿田彦(さるたひこ)は日本神話に登場する神様です。
そして、黒牛の登場です! 道路を歩く牛は大迫力です!
ちゃんと青信号で道路を渡って行きました。
17日(日)には氏子各町大神輿による大迫力の連合宮入渡御があります。
ところで、牛嶋神社の境内は見所が多いことでも有名です。
境内を入るとすぐのところにある牛の石像。 こちらは「包丁塚」と言い、食用になった牛を慰霊するための碑だそうです。
さらに境内には様々な牛がいるんです!
狛犬ならぬ「狛牛」もあります。
そしてこの神社で一番有名な「撫牛(なでうし)」
自分の体の悪い部分をなで、次に牛の同じところに触れると病気が治るとされています。
さらに牛嶋神社の「撫牛」は体のみならず、心の不調も治してくれるというからスゴイ!
頭が良くなりますよーに!
そして社殿の方を見れば特徴的な鳥居があります。
鳥居の両脇に小さな鳥居がくっ付いたこちらは「三輪鳥居(みわとりい)」といい、全国的にも非常に珍しい鳥居です。
そして「総檜権現(そうひのきごんげん)造り」の大社殿も素晴らしく、都内屈指の大きさと言われています。
「牛嶋神社」は平安時代である860年に作られ、昭和初期に今の場所に移ったそうです。
「牛嶋」という名は、昔この辺りに国営牧場が多く点在していたことに由来。 昔は地名も「牛島」とにかく牛に縁があるんです。
場所柄、東京スカイツリーの氏神様でもあり、2012年の建立時には神事の奉仕を行いました。
境内からもスカイツリーが見えるんですよ!
夜も素敵です。
スカイツリーが見える鳥居は、大胆に道路にあります。 少し道を塞いでますね(笑)
鳥居の柱を避けながら車が出てきます。
この様な風景どこかで見たことありませんか?
気づいた方は下町通ですね!
そう「下谷神社」です。
ちなみに、下町でその年最後のお祭りとよく言われているのが「牛嶋神社」 大体9月の中旬に開催
下町で、その年一番最初のお祭りと言われるのが「下谷神社」 大体5月の上旬に開催
不思議な縁ですね。
さて明日、9月17日(日)はいよいよ「氏子各町大神輿連合宮入渡御」です! 盛り上がりましょう!
牛嶋神社
東京都墨田区向島1-4-5
03-3622-0973