今日、1月12日は今年最初の満月です。

 
でも厳密に言うと月も地球も動いているので「満月」なのは一瞬なんです。
今日は20:35がその一瞬にあたります。

 
改めて考えると、月の引力で海水が引っ張られて満潮、干潮などの影響が出るなんて凄いことですよね。

日本の太平洋側では満潮と干潮の差は1.5mあるそうです。
世界で一番満ち引きが大きいのは、カナダにあるファンディ湾で、なんと15mもあるそう！

そんな影響もあり「サンゴの産卵」が満月の時期に行われるわけですね。

 
さらに浅草にも多くある寺社仏閣にも影響がありそうなのが、月の影響を活用した「新月伐採（しんげつばっさい）」があります。
新月の時に切った木は、水分やでんぷんが少なく、乾いていて腐りにくく、割れや反りが少ないと言われています。

現存する世界最古の木造建築物、奈良の「法隆寺」もこれが使われているといわれるほどです。

 
そうなると身体の約70％が水であるとされる人間にも影響が無いわけがありません。

満潮時に怪我をすると出血量が通常より多いそうで、中には満月の際の外科手術は避けるお医者さんもいるそうです。

 
恒久的に存在する地球の唯一の衛星でもある「月」
今夜はそんな不思議な力がある今年最初の「満月」を見上げてみませんか？