5月13日(金)〜5月15日(日) いよいよ待ちに待った三社祭ですが
三社祭は「浅草寺」ではなく「浅草神社」のお祭りであるってご存知ですか?
すご〜く簡単に説明すると
約1400年前とある兄弟が隅田川で漁中に観音像を発見しました
地元のエライ人に持ち込んだら、その人は出家して自宅を寺にしました
寺は段々有名になり徳川家康の公認になる程になります
明治時代に寺と神社が分離され、観音像を祀る「浅草寺」、漁師の兄弟とエライ人の三人を祀る「浅草神社」に分けられました
「三社祭」の三社とは、その三人を意味します。 よって「三社祭」は三基の本社神輿が街を渡御するんです
さて、日程です。 ざっくり言うと
5月13日(金) 様々な神事と大行列 13:00〜15:00頃
5月14日(土) 町内神輿連合渡御 神輿約100基が練り歩く 10:00〜17:00頃
5月15日(日) 本社神輿渡御 メインの三基の神輿が練り歩く 6:00〜20:00頃
詳細はこちらでご確認ください
三社祭期間中は神輿が通ることから、あの雷門の大提灯が畳まれる姿を見ることが出来ます
これも滅多に見れないので是非チェックしてみてください
三社祭期間中、特に人気がある見所が幾つかあります
まずは2日目の、5月14日(土) 町内神輿連合渡御(ちょうないみこしれんごうとぎょ)
44ある町会の神輿約100基が練り歩くもので、浅草寺本堂の裏に神輿が大集合する様子は圧巻の迫力で、三社祭名場面の一つです
やはりメインは3日目(最終日)、5月15日(日) 本社神輿渡御(ほんじゃみこしとぎょ)
三基の本社神輿が街を練り歩きます。 特に6:00の宮出し、20:00の宮入れは、狭い浅草神社境内を担ぎ手が埋め尽くし、大迫力なことで特に有名です
その渡御の時間とルートのマップはこちら(クリックで拡大できます)
一般に三日間と発表される「三社祭」ですが、実は1日前から始まっているんです
ポスターなどを良く見ると、5月12日(木) 午後7時 本社神輿神霊入れの儀(ほんしゃみこしみたまいれのぎ)とありますね
これは、浅草神社本殿にある三つの御霊(みたま)を三基の本社神輿に移す儀式です
儀式が始まると照明は落とされ、写真撮影も禁止で厳かに行われます
こちらは、昨日の模様で、撮影禁止になる儀式直前の写真です
ちなみに、神輿に御霊を移したから本殿は留守になるのでは? と思いきや
御霊は分けることができるそうで、この期間中に拝殿に参拝しても、ちゃんと見守ってくれるそうです
浅草の街が毎年一年をかけて準備し、街が一つになる「三社祭」
この機会に神輿だけでなく「三社祭」の歴史にも少し興味をもって楽しんでいただけると嬉しいです