今日、2月29日は4年に一度2月が1日多い「うるう日」です
地球が太陽の周りを1周回るのに約365日。 でも実際には365.24日かかっています
365日だと約1/4日足りませんね。 これを4年に一度調節するのが「うるう年」で、2月29日は「うるう日」と言います
つまり、人間が作った「暦」と「自然」のズレを調整する日なんですね
4年に一度開催されるオリンピックも「うるう年」と重なることで有名です。 今年の8月5日はリオ五輪ですね
ところが4年に一度「うるう日」があっても微妙なズレはまだ残ってしまいます
そこで、すごく稀に4年に一度の「うるう年」が無い年があるんです
前回は1900年、次回は2100年なので、記事を読んでい頂いている方で体験できる方は少ないでしょうね
また、この日に生まれた人の誕生日ってどうなるのか気になりませんか?
戸籍上の誕生日は2月29日で登録されますが、その方の、うるう年じゃない年は「みなし誕生日」として2月28日になります
加齢されるタイミングは法律の「出生日の前日が終わった時」というルールから、うるう年じゃない年は「みなし誕生日」の2月28日終了時点で加齢される不思議な現象が起こります
もちろん4年に一度しか歳をとらないなんてことはありません。 そうだったら、80歳までお酒も飲めませんよ(笑)
かつてイギリスでは、2月29日に女性から逆プロポーズしたら、男性が断る場合は「罰金」か「シルクのドレス」をプレゼントしなければならない という法律が存在していたそうです。 それはそれで怖いですね(笑)
2月って一年で一番日数が少なかったり、うるう年のような調整が行われたりと不思議な月ですよね
実は現在の暦の元となるのは2000年以上前の「古代ローマ」で作られ、時の権力者の都合で色んなことが起こります
縁起のいい数字で月の日数が決まったりした結果、一年の最後の月とされた現在の2月で日数の調整された為なのです
そんな4年に一度の不思議な「うるう日」 楽しくすごしましょう!