浅草寺から車で10分。 蔵前駅と浅草橋駅の中間くらいにある「鳥越神社」
毎年1月8日、鳥越神社では正月の松飾りなどを集めて「とんど焼き」をします
これは、お正月にお迎えした歳神様をお送りする伝統行事
歳神様の力で、お焚き上げの火や煙には一年間無病息災のご利益があるといわれています
「とんど焼き(お焚き上げ)」とよく似た行事として「左義長(さぎちょう)」があります
地域によっては「どんど焼き」「どんどん焼き」などとも呼ばれているようですが鳥越神社では「とんど焼き」と言います
とんど焼き(お焚き上げ)と左義長は本来異なるものでしたが、近年では同様に行われることが多くなりました
ちなみに以前は「浅草神社」も行っておりましたが、重要文化財である浅草神社社殿の保護などの観点から今は行われていなかったりします
鳥越神社の境内は狭い分「とんど焼き」は迫力があります
直前には回りの建物に防火の為の放水が行われます
そして神主が祝詞をあげ、火打ち石で周囲に点火します
徐々に勢いよく燃え、ものすごい熱と灰と煙に包まれます
圧巻の迫力。 すごい煙
少しおさまると、青竹を手に持った子供達が「とんどやとんど」と言いながら地面を叩き回ります
さらに竹竿の先に餅を吊して焼けたお餅を食べたりします
だいぶ火がおさまったと言っても、少し離れると火柱の高さが分かります
この「とんど焼き」覚えておいたほうがいい攻略法があります。
風向きをチェックすることです!
風下になると、炎は熱いわ、煙で撮影も上手く出来ず、灰が容赦なく降ってきて大変ですよ