浅草スマートニュースに「立川キウイ」さんという落語家さんから連絡を頂きました
浅草スマートニュースを気に入ってくださると共に、浅草が大好きなんだそうです
私も何をかくそう「立川談志」のファン。 盛り上がるうちに一緒に浅草を散策することになりました!
立川キウイさんは
1990年にあの立川談志に入門し前座を16年つとめた落ちこぼれ、さらに破門3回という問題児
あの立川談志を一番手こずらせた弟子ですが、ちゃんと真打になっています
ちなみに「立川キウイ」という名は2代目。 1代目はあのSM界の巨匠「団鬼六」だったりします
雷門で合流
落語に登場する「浅草」をテーマに散策することに
仲見世通りにある「梅林堂」は落語「付き馬」に登場する店だったりします
→「付き馬」は吉原でお金が払えず借金取りがついてくる話です
仲見世を抜けて「宝蔵門(仁王門)」の横、五重塔の前で行き倒れを発見!
近づいてみると! キウイ師匠(笑)!
これは有名な「粗忽長屋(そこつながや)」の有名なシーンですね
→「粗忽長屋」は浅草寺境内で行き倒れを見つけたそそっかしい男の滑稽話です
浅草寺本堂ではビートたけしの名曲「浅草キッド」にならい
「夢を託した100円を投げて真面目に拝んでる〜」の図です(笑)
実はビートたけしは立川談志の弟子でもあったんですよ
伝法院通りに入ると宝くじ売り場の上に何かを発見!
落語に出てくる当たり番号が貼り出されていました
これは「富久(とみきゅう)」に出てくる当たり番号ですね
→「富久」は富くじを当てるが、その札が無くなり大騒ぎになる話です
通常の落語の寄席には立川一門は上がれないので、浅草演芸ホールでは観れません
浅草で立川一門が観れる
木馬亭
東洋館
東洋館では弟弟子を発見
さらに立川一門が上がれない筈の浅草演芸ホールに、兄弟子の「立川談幸」師匠が!
実はこれ、立川一門を脱退して落語芸術協会に加入したからという複雑な事情
そのすぐ近くの「デリカぱくぱく」
激安弁当にはとても助けられたと熱く語るキウイ師匠でした
そして有名な「捕鯨船」
芸人だけが許される壁のサインが有名ですが、探してみると・・
あった!! しかもこんなに大きく書いちゃって!
キウイ師匠が書いたときには、まだそれ程埋まってなかったらしく大きく書いたが
後で色んな人が書いて埋まってきた際にヒンシュクを買ったという・・。
田原町では「日本浪曲協会」なんてところも
キウイ師匠が修行時代に通っていたことがあるそうです
ちなみにキウイ師匠「手ぬぐい」もキウイ柄(笑)
激辛料理も得意にしているキウイ師匠に
ラー油界で一番辛いと思っている「菜苑」の自家製ラー油にトライしてもらうことにしました
このラー油が辛いんです
こんに大量に餃子につける師匠
美味しそうに平らげちゃいました・・。
毒舌落語家とかけまして、激辛でも平気な人と解きます。 そのこころは「口が悪いでしょう」
なんて思ってしまいました(笑)
お金がないから吾妻橋から身を投げると言い出したキウイ師匠
五十両を工面しようかと思いましたが、足の長さ的に塀を乗り越えられないと判断し放置しました
これは「文七元結(ぶんしちもっとい)」の名シーンですね
→「文七元結」はお金で投身自殺を図ろうとしてる文七を助けることで始まる人情話です
浅草を巡りながら落語の舞台を巡りました
立川流の落ちこぼれ劣等生「立川キウイ」師匠は
落語に出てくる粗忽(そこつ)な主人公を地で行くような経歴であり
直接話せば、にじみ出る落語への愛と、立川談志への尊敬の念があり温かい人でした
彼の今後の活動を載せておきますね
★6月25日(木)
「立川キウイの会2015(薬用入浴剤 らく者編)」
開演:19時00分
会場:御徒町・上野広小路亭
料金:2000円
問合:倉庫の二階(下記参照)
★7月23日(木)
「立川キウイの会2015(らくみん安眠ねぇムーミン編)」
開演:19時00分
会場:御徒町・上野広小路亭
料金:2000円
問合:倉庫の二階(下記参照)
★8月27日(木)
「立川キウイの会2015(志ら門シナモンあぁ悶々編)」
開演:19時00分
会場:御徒町・上野広小路亭
料金:2000円
問合:倉庫の二階(下記参照)
■倉庫の二階■
TEL 090 2445 1288
メール souko_no_nikai_mail@yahoo.co.jp
web http://www.souko-no-nikai.net/