田原町にあり、今年一月に閉店した「赤札堂」
テナントビルの耐震問題での撤退だったのですが、同じビルにあった名門の演劇集団「円」も三鷹に移転しました。
この劇団、現在でも「橋爪功」が代表を務め、過去には「渡辺謙」「石田純一」「豊川悦司」なども所属していた所なんです。
その演劇集団「円」の37期生が、あえて浅草で舞台をやります。
この37期生は浅草で出会い、浅草で卒業した最後の期。
いまでも、ホッピー通りの「岡本」や、電気館の中のまんが喫茶「ゲラゲラ」などでメンバーがバイトしています。
今回は捕鯨船の目の前の「浅草リトルシアター」において
2月18日(水)〜2月21日(土)の4日間「としごいのまつり」というタイトルで
19:00開演(会場18:30)で行われる。
ちなみに「としごいのまつり」は「祈年祭」と表記し、奈良・平安時代から始まった、毎年2月に行われる五穀豊穣などを祈る祭りのことを意味します。
浅草で出会い、浅草で劇団を卒業し、それでも浅草で働き、夢を追いかけ、浅草で舞台を行う。 浅草で苦楽を共にした仲間だからこその舞台がそこにはあるはずです。
そんな彼らに「縁(円)」を感じたら、足を運んで応援してみませんか?
チラシはクリックで拡大します