お祭りやイベントの多い浅草ですが、実はあまり参加できない子供達が居るのを知っていますか?
実は食物アレルギーを持っている子供達なんです。
一部のチェーン系レストランなどでは、メニューなどにアレルギー素材表記も始まっていますが、まだまだ少ないのが現状。
レストランでもそんな状況ですから、お祭り時の屋台などはアレルギーっ子にとっては無理な食べ物です。
アレルギーのお子さんを抱える親は、食べたいのに我慢させ悲しい思いをさせる位ならと参加自体を見合わせる事も多いと聞きます。
症状に差はあるものの、食物アレルギーがあるお子さんは約5%ともいわれています。
「一般の人はもちろん、アレルギーの人も安心して食べれる「屋台」があれば、お祭りやイベント自体も楽しくなる」
という考え方から「みんなの屋台」という活動が浅草から始まります。
まずは、3月11日(土)に行われる「千束通り 春の大感謝祭」のフードフェスに「みんなの屋台 浅草”モッチリ”たこ焼き」として出店。
春の大感謝祭の記事
3つの安心の約束をしていて
・低アレルゲンで「特定原材料7品目未使用」
・国産 無添加にこだわり「生地は国産 無添加」
・専用の調理器具を使用してアレルギー物質の混入を防止
これにより、日本一優しくて 今話題のグルテンフリーな「たこ焼き」を販売します。
この試みの中心メンバーで浅草在住の関さんによると
一般的なたこ焼きでは「卵」「小麦粉」「牛乳」「桜エビ」などを使うことが多いです。
これらは代表的なアレルギー7品目の素材が4つも入っています。 これを使わずに、一般の方が食べても「美味しい」と言えるレシピ開発に苦労しました。
さらに「低アレルゲンで生地が国産・無添加 だから高いんです」では、一般の方が納得出来ない。
お祭り時の屋台の価格帯を維持しながら素材にこだわり、美味しさを出すには大変な苦労があったと語ります。
有りそうで無かった、安心安全な屋台「みんなの屋台」
浅草から始まる小さな一歩ですが、子供達の笑顔は確実に増えそうです!